博士先生の研究日誌

博士号を取得した小学校教師の研究について

生成AIで子どもの新年の目標をレベルアップ!

新年を迎えて、今年の目標や抱負を考えると思います。学校現場でもこのような取組が行われていますが、実際の行動まで落とし込むことができてないという課題があります。そこで、生成AIを活用しましょう。

まず、子どもに目標を考えさせます。目標は「学習・運動・健康・その他」などのカテゴリーの中から、この1年で取り組みたいものを考えさせます。例えば、子どもが「算数の成績を上げる」という目標を設定したとします。次に、生成AIに算数の成績の上げ方を質問します。すると、次のような回答が返ってきました。

 基礎の確認と復習

  • 算数の基本概念(足し算、引き算、掛け算、割り算)をしっかり理解しているか確認しましょう。

    

 日常生活での数学の活用

  • 買い物時のおつりの計算や料理中の計量など、日常生活の中で算数を使う機会を作りましょう。

  • 実用的な場面で数学を使うことで、子どもの興味を引き、理解を深めることができます。

 問題解決能力の向上

  • 様々なタイプの問題にチャレンジし、問題解決能力を養います。

  • 問題を解く際には、解答過程もしっかりと書かせることで、思考の流れを理解させます。

 図や表を使う練習

  • 図や表を使って情報を整理し、視覚的に理解を深める練習をします。

  • グラフの読み取りや作成なども積極的に行いましょう。

 タイムマネジメントの練習

  • 宿題や勉強の時間を決めて、効率的な学習習慣を身につけさせます。

  • 短時間で集中して学習することが、効果的な学習につながります。

 ゲームやアプリを利用

  • 数学を題材にした教育ゲームやアプリを利用して、学習を楽しみながら進めます。

  • 子どもが興味を持ちやすい形式で学習することが重要です。

 親の関与

  • 学習に対する関心を示し、定期的に進捗をチェックしましょう。

  • 子どもが困っている場合は、一緒に問題を解決することで、理解を深める手助けをします。

 追加学習素材の活用

  • 学校の教科書以外にも、別の算数の問題集や教材を利用して、さらに学習の幅を広げます。

 定期的なテストや自己評価

  • 習った内容について定期的に小テストを行い、理解度を確認します。

  • 間違えた問題は復習し、理解が不十分な部分を明確にします。

上記のように、具体的な行動が示されています。より詳細を求める場合は追加質問をしていくといいでしょう。回答内容が適切か大人が吟味した上で、子どもに取り組むことができることを選択させます。選択した項目は子どもが目にする所に書かせましょう。

生成AIを使うことで新年の抱負や目標が実用的な目標設定に様変わりします。子どもだけでなく、我々大人の目標設定についても活用することができます。時間のある冬休み中に、ぜひ取り組んでみてください。