教科書がない総合的な学習の時間こそ、生成AIをフル活用するんやで!【生成AI校務利用】
総合的な学習の時間は生成AIを活用しやすい教科の1つ
生成AIの強みとしてフォーマットを一瞬で作成することが挙げられます。
しかし、学校にはあらゆる業務のフォーマットがあります。
既存のフォーマットが優れているならば、無理に生成AIを使う必要がありません。
しかし、こうした既存のフォーマットや型というものがない場面において、生成AIの強みがより一層際立ちます。
それは教科書という型が存在しない総合的な学習の時間です。
もちろん大枠は学習指導要領によって決められていますが、他教科よりは自由度が高いと言えます。
しかし一方で、どのように学習を進めていけばいいか悩む場合もあります。
今回は単元計画やスケジュールの作成方法を紹介します。
指導要領を読み込ませた上で単元計画を作成させる
学習指導要領を参考資料とさせて、単元計画を作成させると、大きなズレが生じにくくなります。さらに、インターネット連携を組み合わせることで回答の精度が上がります。
今回は「SDGs」をテーマとして単元計画を作成させます。


学習指導要領の解説は各教科PDFデータとして保存しておくと、生成AIに読み込ませる参考資料としてすぐ使えるので便利です。
単元計画の内容を確認してみると、遜色のない内容となっているように感じます。
この計画について追加で質問してみましょう。
発表や報告などのアウトプットについてアイデアを求めました。



ややユニークなものも混ざっていますが、実現しやすそうなアイデアが提案されています。
展示会形式なども実施のハードルは高いかもしれませんが、いい発表方法ですね。
スケジュールを作成させる
発表会や報告会などを実施する場合、何月中にどこまで進めておくべきかなど、スケジュール感が上手く掴めず、困ることがあります。
このような場合も生成AIに大まかなスケジュールを作成させることができます。



大まかであれスケジュール案があることで、教師も子どもも見通しを持って取り組むことができます。
調べ学習のサポートもできる
調べ学習に取り組むときウェブサイトの内容が大人向けで子どもたちが理解できないときがあります。そのため、子ども向けの使えるサイトを事前にリサーチしておくことがあります。しかし、これには時間を要します。この場合も生成AIに聞くと早いです。

さらに、特定の資料も読み込ませて、子ども向けの内容に修正することが可能です。
生成AIの性能にもよりますが、「読み込ませる→整理させる→簡単な内容に修正する」という3つのステップに分けています。
複数のタスクを処理させるより精度が上がります。


この内容を小学5年生が理解できる内容にします。
そのとき、「小学5年生向け」と指定してしまうと小学5年生にはやや難しい表現が混ざることがあります。したがって、実際よりも少し下の学年や年齢を設定することがポイントです。
以下は小学3年生向けに修正させた回答になります。


子ども向けサイトや資料となると情報が限定されていましたが、これで収集できる情報の種類がグンと増えます。
ワークシートのたたき台も作成できる
例えば、単元計画をもとに以下のような授業案を作成させるとします。
この授業案に沿ったワークシートを作成することができます。

「この授業のワークシートを作成」とプロンプトで入力すると案が作成されます。
ちなみにこれはChatGPTなので、文書作成時はチャット欄と文章欄が別々に表示されます(Canvas機能)。
ワークシート内容を確認し、横のチャット欄からすぐに修正を指示できます。

例えば、このワークシートでは「3.自分の好きな目標を選ぼう」の項目にSDGsの17の目標が全て記載されていたので、「目標の例示は必要ない」と入力しました。
すると以下のように、すぐにワークシートに修正が加えられました。
文書の内容を確認しながら、チャットできるため文書作成やコード作成には重宝する機能です。

最後に「wordにして」と入力するとword形式のデータが作成されます。

これが実際作成されたwordの中身になります。

生成されたワークシートはデザイン性には欠けますが、後は簡単に修正すれば、ワークシートの完成です。
お試しあれ
いかがでしたか?今回は「SDGs」とテーマを決めた上での活用方法を紹介しましたが、もちろんテーマ設定の段階から活用することが多彩なアイデアが提案されます。
総合的な学習の時間で何をしようか悩む場合は、一度お試しください。

(image FX)